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メリロートのむくみ改善効果と過剰摂取による副作用・危険性の両方を解説。

2017/06/24

ハーブのメリロートは、高いむくみ解消効果を持つことから、メリロート配合のサプリは人気の高いものが多いです。

しかし、メリロートを過剰摂取した場合に副作用が出ることもあり、注意喚起されている成分でもあります。

人気と危険性の両面を併せ持つメリロート。むくみへの効果と副作用を解説します。

メリロートが含まれているというだけで、副作用を恐れる必要はない

メリロートとは?

メリロート(別名:スイートクローバー)は、マメ科シナガワハギ属の植物で、甘い香りを放つハーブでもあります。

日本には江戸時代の後期に持ち込まれ、東京の品川周辺で野生化したという説もあり、日本名では「西洋エビラハギ」と呼ばれます。

薬としての使用

ハーブティやウォッカの香味付け、タバコやチーズの材料として使用されることもありますが、古代ギリシャでは、炎症を抑える湿布薬として使われるなど、古くから薬としての利用も盛んでした。

メリロートの薬としての効能は、

  • 頭痛
  • 消化不良
  • 打撲・ねんざ
  • こむら返り
  • むくみの改善・予防

などがあります。

特に、最近では、ダイエットサプリやむくみ解消サプリに配合されているのを目にすることが多くなりました。

メリロートに含まれる成分

メリロートには、以下のような成分が含まれています。

  • クマリン(血行促進)
  • ケルセチン(抗酸化作用)
  • サポニン(肥満予防等)
  • ジクマロール(抗血液凝固作用等)
  • メリロートシド(クマリン誘導体)

この中で、特に、クマリンという成分が、むくみの予防・改善のために働きます。

メリロートのクマリンがむくみによい理由(効果・効能)

血液やリンパの流れが悪いと、むくみが起こりやすくなりますが、メリロートは、血液やリンパの流れを正常にする作用を持っており、むくみの予防・改善に有効だと言われます。

こうした作用は、メリロートに含まれるクマリンという成分の働きによるものです。

クマリンは、香り成分であり、メリロートを乾燥させたり熱すると、バニラにも似た独特な香りを放つようになります。

※メリロート以外では、シナモンや桜餅の葉っぱの香りも、クマリンによるものです。

クマリンが血行を促進する

メリロートに多く含まれるクマリンという成分。

クマリンには、抗血液凝固作用という、血液が固まるのを防ぐ作用があります。

血液が固まらないようにサラサラにして、収縮した血管を緩ませることで、血行を良くしてくれます。

血液の流れが悪いと、血管内に溜まった血液が行き場を求めて、徐々に水分として血管の外である皮下組織へと逃げ出していき、結果としてむくみますので、血行を良くすることは、むくみを起こさないためにはとても大事なことです。

クマリンがリンパの流れも良くする

また、クマリンは、血行を良くするだけでなく、リンパの流れも良くするということがわかっています。

血液に比べると少ない量ではありますが、リンパも、血液同様に体の水分を循環させています。リンパの流れが滞ると、むくみの原因となるので、リンパの流れを良くすることも、むくみ対策の一つです。

※クマリンには、他にも、抗菌効果や抗酸化作用などがあります。

メリロート(クマリン)の過剰摂取の副作用・危険性

メリロートに含まれるクマリンは、長期間の過剰摂取で、肝臓の機能を弱める可能性が指摘されています。

クマリンを含むシナモンや桜餅を食べる分には、そこまで量が多くないことから心配はいりませんが、サプリメント等の健康食品としてメリロート(クマリン)を摂取する場合には、過剰摂取にあたらないか注意する必要があります。

クマリンの1日の摂取量の上限

EU(欧州連合)では、1日のクマリン摂取量を、0.1mg/体重1kgまでと設定しています。体重が50kgなら、クマリン摂取は1日5mgまでとなります。

日本では、厚生労働省により、「健康食品の成分のうち、医薬品として使用される成分は、原則として、医薬品に使用される量を超えないように設定すること」として指導されており、クマリンの医薬品としての服用量は、1日0.4〜4mgです。

  • EU:体重×0.1mgまで
  • 日本:1日4mgまで

あくまで指導であって、法的効力はないのですが、健康食品でクマリンを摂取する場合、1日4mgまでにしておいた方がよいということです。

DHCの「メリロート」サプリの問題点

メリロートが入っているサプリで、知名度が高い一方、問題が報告されているDHCの「メリロート」。

報告事例として、20〜30代の女性で、黄疸(肝臓の不調で出現しやすい)が出て入院するケースや、健康診断での肝機能の値の上昇が指摘されることがありました。

これらは、DHCの「メリロート」に原因があるとして、診察した医師らから保健所に連絡されました。

このDHCの「メリロート」には、1日の摂取量にクマリンが9.2mgも含有されており、医薬品を基準とした場合である4mgの2倍以上に相当します。

人気が高いサプリではありますが、服用には注意が必要です。

クマリン含有量の推測方法

サプリメントには、メリロートの含有量は記載されていても、メリロートに含まれるクマリンの含有量は記載がないことが多いです。

「クマリンを1日4mgまでにしたい」と思っても、サプリの1日の摂取量にどれだけのクマリンが含まれるか分からないので、困ってしまいます。

そんな時は、クマリンを含んでいるメリロートそのものの量、そして、メリロートのクマリン含有率も参考にしてみてください。

メリロートは、医薬品としては1日75〜300mg、メリロート内のクマリン含有率は4%が医薬品の上限です。

  • メリロート:1日300mgまで
  • メリロートのクマリン含有率:4%以下

このことから、まず、1日分の摂取量で、メリロートの量が300mgを超えるサプリは選ばないようにすることが一つの基準になります。

そして、メリロートの1日摂取量に4%をかけてクマリンの量を推測した場合に、クマリンの摂取量の上限を超えるサプリも、過剰摂取になる可能性があるとして、選ばないようにすると安全です。

※メリロートのクマリン含有率は、サプリメントによって異なるもので、国民生活センターの調査結果では、サプリのブランドによって0.3〜6%とマチマチであったことがわかっています。4%というのは、医薬品の上限を目安にした率です。

メリロートの量も分からない場合はどうする?

メリロートの含有量すら記載がない場合には、他の配合成分とのバランスを考慮してメリロートの配合量が多いか少ないかで判断する方法もあります。

サプリメント1粒に配合できる成分量は、サプリの1粒の重量以内です。

そして、成分表示では、まず先に食品、そして、その他の成分を配合量が多い順に記載するよう定められています。

例えば、メリロート入りのサプリメントで、配合量が分からなくても、10種類の成分が配合されていて、成分表示でのメリロートの記載順序も後ろの方であれば、必然的にメリロートの配合量は少ないことが推測できます。

10種類もの成分が配合されていれば、成分一つ一つの配合量は少なくなるため、メリロートが高配合されているとは考えられませんし、さらに、成分表示の記載順序も後ろの方であれば、なおさら、メリロートの量が少ないことが推測できるのです。

ただ、メリロートやクマリンの副作用がどうしても気になる場合は、メリロートが入っていないサプリを選ぶようにしましょう。

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